[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日はいきなり質問からいきます。
「(前略)話は変わりますが、どーーーーーーーでもいい質問です。それは今日ジャグラーを打ってた時の事…友人が突然「あ~あ、無音聴ききたいなぁ」と、言いました。何かおかしくないですか?? 「無音」って音が無いから「無音」って言うんですよね?? 音の無いモノを聴くって日本語おかしくないですか?? 友人の意見は「音は耳で聴くから、音が無いのに気付くのは耳だ。だから「無音」と言う演出は聴くものだ」との事。確かに「無音」は「無」と言う音を聴くと考えたら納得出来なくも無いですが…何かスッキリしないです(^o^;)僕的には「無音」は感じるものではないかと思うのですが…「無音」って何?? 見るもの?聴くもの?感じるもの?それ以外?石原☆さんはどう思われますか??」
HN:ハッチさんからいただきました。ハッチさん、いつもメールをくださってありがとうございます。私は朝晩のメールチェック時にメールが一通も来てないと微妙に凹んでしまうんですが、ハッチさんからのメールで大分救われてます。感謝感激雨上がり決死隊です。
んで、本題。無音についてはかなり前に議論した記憶があります。あれはたしか…ホットロッドクイーンが出た時でしたかねぇ。私はまだ一般のスロッターだったんですが、当時よく打っていた友達と…
友達「今日さ~無音聞いちゃったよ~」
私「無音って…聞こえないから無音だべ?」
友達「じゃあ何? 無音を感じた?」
私「感じたっていうのもアレだよな~」
なんてことを話してた記憶があります。
で、ハッチさんが言うように、無音は感じるものだと私も思っていました。音が聞こえないのが無音なんですから、それを「聞いた」と表現するのはおかしいと。ただ、爆裂AT機が世に出だしてからその考え方は少し変わりました。というのも、獣王やサラリーマン金太郎に代表される爆裂AT機には、AT抽選契機に純ハズレがありましたよね。そして、雑誌やネットなどでは純ハズレは「引くもの」として捉えられていました。本来ハズレというのは「何も当選していない状態」であるが故、「ハズレを引く」という表現は日本語的にはおかしいはずです。
しかし、純ハズレが単なるハズレではなく、状況によっては小役やボーナスよりも高い価値を持つ爆裂AT機では、純ハズレはもはや「当りフラグの一種」なのです。何しろ打ち手は純ハズレという当りフラグを求めてレバーを叩くわけですから。だから、「純ハズレを引く」という表現が世間一般に浸透したのだと思います。
そのことを踏まえれば…無音は確かに聞くことができませんが、「無音という当りサウンドを聞いた」と考えることで、無音を聞いたと表現してもおかしくはない。私はそう考えるようになりました。もちろん、聞こえないから無音だし、本来ならば聞くという表現よりも感じるという表現の方が適切だと思います。でも…例えば数学でいえば「1+0=1」という数式。0というのは1でも-1でもない、絶対値を持たない数なんですが、それでも前述の数式が持つ意味は「1に0を足したら1になる」ですよね。だったら、「聞こえない音を聞いた」と表現するのもあながち間違いだとは言えないんじゃないかと思うわけです。まぁ…若干、屁理屈に見えなくもないですが、以上が私の見解です。要は無音を「聞こえない音」と捉えるかどうかということですね。
果たしてこれで答えになったのかどうか分かりませんが、とりあえずはそんな感じです。これについて意見などがありましたら、どしどしメールください。突き詰めると面白い議論が出来そうなんで、私ももう少し考えてみたいと思います。メールはこちらまで→mailto:stonefeilds@leo-net.jp